関節なめらか研究所

関節の痛みには、その周りの補強を。

趣味のテニスをやっているときのこと、突然膝に力が入らなくなりました。

これは私(男性・自営業・現在39歳)が25歳の時に体験した膝関節の痛みの話ですが、私はその当時趣味でテニスをやっていました。テニス自体は学生のころ少しやっていて、社会人になって再びやるようになりました。

丁度その頃現在の妻と結婚する話も有り、幸せ太りで体重が70㎏程あり、テニスをするたび膝周りに違和感を覚えていました。そしてある日テニスの最中にボレーをするために腰をかがめて右膝を90°程に折り曲げた時、突然、カクンと膝から崩れ起き上がれなくなりました。

その時は、膝に力が入らなかっただけで痛みもなかったので、自宅に帰り風呂に普通につかりました。ところが夜中にジンジンとうずきはじめ、翌朝にはパンパンに腫れ上がっていました。

膝の痛みで作業員の現場仕事をお休みして、整骨院に行きました。股関節と足の指がしっかり使えていないといわれました。

私は当時、現場作業員の仕事をしていたので、その日はとりあえず休み、学生の頃から通っている接骨院に行きました。そこで意外なことを言われました。股関節と足の指がしっかりと使えていないと。聞いてみると、股関節というのは脚のねじれ等に対して、その負担を吸収する場所でもあるそうです。

その股関節が硬いせいでボレー等で瞬時に大きな力が掛かった時にその力を吸収することが出来ず、その負担が膝に行ってしまったそうです。また足の指ですが、現代人はクッション性の良い靴を履いているため、足の指を活用しきれていないそうです(イメージとしては、サルが足の指を使ってしっかりと木につかまる感じです)。

そのせいで股関節で吸収しきれてないねじれを膝だけで何とかしなければならなくなっていて、そこに加えて体重が増加したことにより、膝の限界をこえてしまったそうです。

痛みがなくなってからは、教えてもらった膝周りの筋肉を鍛える体操を行いました。

とりあえずは腫れが引くまで冷やして、痛みがだいぶましになってから今度は温湿布で温めるよう指示されました。そしてある程度治癒したら、今度は股関節と足の指の働きを良くし、膝周りの筋肉を鍛える体操を教わりました。

股関節の働きを良くする体操は、仰向けに寝転んだ状態で片脚ずつ膝を曲げて立て、そのまま曲げたほうの膝を外側に倒す、これを両脚一日20分ずつやりました。足の指の動きをよくする体操は、足の指でテニスボールを掴むというものでした。

最初は上手に出来なかった動作ですが、練習するうちに上手にできるようになりました。

最初は全く掴めませんが、やっているうちに指全体で包み込めるようになり、最終的には持ち上げることもできるようになりました。そして肝心の膝周りの筋トレですが、これは椅子に座り片脚づつゆっくりと前に伸ばして30秒間止める。それを左右10回ずつやりました。

そしていちばん大切なのがダイエットです。実際ダイエットすると膝の違和感すら感じなくなりました。しかし痩せても一度痛めた膝関節は完全には元に戻らず、仕事で激しく(特にダッシュを繰り返した時など)動いた時には、また痛みが再発することもありました。とにかく関節を痛める前に、股関節や足の指の機能を向上させ一か所に掛かる負担を減らすこと、これが大切です。