関節なめらか研究所

手術せずに痛みが解消した息子の膝のオスグッド

息子が小学校6年生になったころから、膝のお皿の下が痛いと訴えるようになった。病院での診断結果は、オスグッドというものでした。

現在中学1年生の私の息子のことです。息子は、小学校1年生から少年団でサッカーを始めました。4月生まれということもあり、同学年の中では常に成長が早いことを実感していましたが、こと成長痛と呼ばれる部類のケガや痛みにも悩まされることが多かったのです。

小学6年生になった頃から、両足の膝の「お皿の下」辺りが痛いというようになりました。見ると、少し出っ張っているように思いました。掛かりつけの整形外科を受診すると、「成長痛の一種のオスグッド」だと診断されたのです。

治療は、2日に1回アイシングと電気治療に合わせ、マッサージをしてもらっていました。病院に行った後には、「気持ちよかった」と言って帰ってくるのです。時には、「お灸」まで受けてくることもありました。

マッサージも「痛気持ちい感じ」だと言っては、日々通院したのですが、結局小学6年生の1年間は、オスグッドに効くとされるテーピングなどをしながら、半ば諦めた感じで騙し騙しサッカーを続けていった感じでした。

中学になっても痛みは続いており、サッカー部の練習中も、転倒したときにしばらく動けなくなるほどの痛みがあるとのことでした。

中学生になり更に本格的なサッカーのトレーニングが始まると、膝のお皿の下の出っ張りは大きくなってしまいました。押すと痛みが強く、転倒した際にグランドに出っ張りが当たってしまうと、暫く動けなくなることが時折あるとのことでした。

一向に良くならなかったこともあり、暫く整形外科へ通院するのを中断していたのですが、息子のオスグッドについて診察を受けてみたら、「手術しないと治らない」と言われたのです。

これには正直驚きました。私自身も学生時代に相当オスグッドに悩まされてきましたが、「手術が必要」などと言われたことはありませんでしたし、まだ中学1年生の息子の膝にメスを入れることなど理解し難かったのです。ネットで検索すると、手術後のデメリットも多く紹介されていたこともあり、大変心配になりました。

「本当に手術が必要なのか?」、セカンドオピニオン的な感じで、ネットで調べたオスグッド治療に力を入れていると評判の接骨院を受診してみることにしました。その接骨院の先生曰く、「オスグッドの根本原因を治してあげることで手術は必要ない、手術を考える前に根本的な治療を試みることが優先」という意見に惹かれ、自宅から少し離れた場所ではありましたが、治療を受けに通うことにしたのです。

治療を優先するため、痛みが引くまでサッカーは休むようにと指導され、それに従うことにしました。

息子はこれまで、サッカーを優先して休むことなく続けてきてしまいましたが、「先々の成長を考えるなら、今は痛みが引くまで休んだ方が良い」というアドバイスに従うことにしました。息子も6年生になり、先生の言うことが理解出来るようになったようで素直に従っていました。

先生曰く、これまで受けてきた治療はオスグッドには逆効果だった可能性があるというのです。「アイシング」は、冷やせば冷やすほど筋肉を固くさせ、悪化させる原因に繋がるとのことでした。また、電気治療やマッサージも「痛気持ちいい」は筋膜を破壊していることにも繋がり、オスグッドを治す効果は薄いとのことでした。

色々これまでの経緯を話しあう中、息子のオスグッドの原因は太もも前側の筋肉が固いが為に、その収縮で繋がっている膝したの骨が引っ張られてのものであり、大事なことは太もも前側の筋肉の柔軟性を高めてあげることが大切だとの見解に至りました。

太ももを中心としたストレッチをすることで、オスグッドの痛みから解放されました。

電気治療やアイシングはありません。あるのは先生の指導のもとに太ももを中心としたストレッチです。ストレッチはやり方次第で、逆に筋肉を固くしてしまう可能性もあるものです。強く伸ばす方が効きそうなイメージですが、強すぎるストレッチは逆に筋肉を固くさせてしまうそうです。「いい感じで伸びてる感じ」くらいで止めておくのが良いのだそうです。

セカンドオピニオン的に診断を受けてみて、本当に良かったと思っています。息子は膝を手術することなく、サッカーの練習を数ヶ月間休んで、ストレッチを中心とした治療でオスグッドの痛みから解放されることが出来ました。オスグッドの痛みの解消・予防には、毎日、練習前・練習後・お風呂あがりの1日3回、継続的にストレッチを行なうことが大切だということを教わりました。