関節なめらか研究所

私には保温とマッサージが効いたようです。

若い頃より肩こりに悩まされてきました。座ったままの仕事の影響かもしれません。

若い頃より肩凝りと膝痛は度々私を悩ませてきました。長時間椅子に座ったままの仕事をしていましたので、血行の悪さが原因だろうと自分では思っていました。病院に行く程の痛みではありませんでしたので、温湿布や時にはお灸等で不快な症状を和らげていました。

ここを退職した後は肉の加工工場で働く事になったのですが、冷凍物を扱う為か両手の指が腫れ上がってしまいました。この時ばかりは耐え切れず整形外科を受診しました。レントゲンの写真にはトゲトゲにささくれだった軟骨が写っていました。

加齢による症状で言ってみれば手の使い過ぎ、これは女の勲章だよと医者は言いましたが、勿論嬉しくも何ともありません。五十歳にも届かない私が七十歳の指だと宣告されたのです。指がそうなのですから、肩や腰や膝が痛いのも当然です。身体中の関節の軟骨がすり減ってきていて不思議は無いと思いました。

仕事の影響で、指にもコブができてしまいました。ガングリオンというものらしいです。

指が原因で職場をサラダ工場に変えましたが、多少は楽になったものの、水を頻繁に使う冷たい仕事に変わりはありませんでした。例の指はガングリオンというコブだらけになりましたが、痛みは治まりました。

膝も時折冷えると痛みましたが以前よりはずっと良くなってきているようでした。同僚の中には膝の水を抜いたり鍼治療に通う等重症な人もいましたが、私の場合は温めると簡単に治りましたので、むしろ若い頃より良い状態になっていたかも知れません。

そんな日々を過ごしていましたが、今から八年程前の五十代半ばの頃でした。家の近所で小走りになった際に、足がもつれたのか思いっきり転倒したのです。今迄味わった事の無いような痛みが走りました。

どうかなったかと膝を見ましたが、擦り傷程度で血が滲んでいるだけです。激痛は暫くすると治まりそのまま家に帰りました。夫には痛さよりも往来で転んだ恥ずかしさを訴えていました。

膝の裏に硬いコブのようなものがあるのを気付きました。

ところが傷も治りかけてきた頃、膝の裏に硬いコブのような物が出来ているのに気付いたのです。驚きました。すぐに膝痛友の姉に電話で聞いた処、自分にもあったけどそのうちに消えたというのです。その話を聞いて私も様子を見る事にしましたが内心は気に掛かります。

ネットで同じような症状の解説は無いかと必死に調べました。あるサイトの「年配の女性に多く軟骨の老化からくるガングリオンのようなもの」との説明に納得がいきました。指と同じだ今度は膝かと思ったのです。たまたま転んだ事が切っ掛けとなったものの、何れは出て来たコブだったのかも知れません。

膝の裏に硬いコブのようなものがあるのを気付きました。

肝心の膝は相変わらず重だるかったりしていましたが、膝が重くなる時はコブも硬く張るような気がしました。この長年に渡る症状の改善に一番効果があったのはマッサージだったと思います。足裏から腿の付け根迄を丁寧に揉みます。血行が良くなれば不快な症状は随分軽減します。後は保温効果のあるサポーターが重宝しました。

現在は膝裏のコブは姉の言った通りに小さくなってきています。関節の痛みはまだ少し残ってはいますが、何日も続くような事は無くなりました。あれからもう三十年、膝痛も指のガングリオンも今や親しい友人のようになってしまいました。これからも優しく自分の身体に向き合っていけたらと思います。(64歳 女性 主婦)