関節なめらか研究所

私が膝の痛みに悩まされた時のこと

ある日、今まで感じた事の無い、ずきずきとした鈍痛に襲われました

私が膝の痛みに悩まされ始めたのは、28歳の6月頃のことでした。学生時代からスポーツが大好き。中学高校はソフトボール部に所属し、学校内でも1・2を争う厳しい部活で毎日部活漬け。社会人になってもなおスポーツをやめられず、ジムに通ったりランニングをしたり、スポーツとは切っても切れない生活。仕事はメーカーの営業。ヒールを履きながら飛び回る生活。とにかく動いていないと落ち着かない性格。

そんな中で28歳の6月、今まで感じたことのない、ずきずきとした鈍痛に襲われたのでした。最初に気づいたのは、眠ろうとベッドに入ったとき。膝をのばして布団に入ると膝に心臓があるかのように脈打ったような感覚。

実は中学生の時、部活の合宿中に膝を負傷。しかし当時はまだスポ根の時代。「少し痛いくらいで部活を休むのか」というムードもあり、怪我をしたまま合宿を乗り切ってしまい、結局原因はわからないまま15年くらいの時が過ぎてしまいました。

膝の痛みの原因はわからないまま、サポーターをしながら運動を続けました

たまに膝が変だなと思うことはあったものの原因がわからないまま、サポーターをしながら大好きな運動を続けていました。6月という季節柄湿気も多いから季節要因もあるのかもしれない、それとももう年を取ってきたからなのかもしれないなどと思いめぐらしながら、膝の痛みと日々過ごしていました。

最初の痛みから1ヶ月くらい。ふと、先輩と連絡を取り合っていた時のこと。先輩は柔道整復師として整形外科で仕事をされている方だったことを思い出し、膝の痛みのストレスについて聞いてみることにしました。

「最近膝が痛いんですよね、痛みが引く方法何かないですかね?」「部活のどのような時に怪我をしたの?膝の内側?外側?」先輩は怪我をした当時のことを詳しく聞いてくださいました。

「過去のことは一通りわかった。でも今大切なことは過去ではなくて、今の膝の状態、そしてその状態の膝に大してどういう処置をしたらいいかだね。とにかく、病院に行って今の状態をみてもらった方がいい、いい病院を知っているから紹介するよ。」そして先輩からの一言で私はようやく病院に行くことになるのでした。

病院でレントゲン等の検査を行い、膝の骨折を治療しなかったため、神経を刺激していることがわかりました

紹介していただいた病院では、MRI、レントゲン、エコー検査を行い、きちんと診断をしていただきました。そこで判明したこと、実は15年前に根性だけで合宿を乗り切った頃、私の膝は骨折をしていたとのことでした。

そしてきちんとした処置をしていなかったために、骨折の跡が神経に触っているのだろうということと、無意識に膝をかばっているために骨折した側の足が細くなってしまっているとのこと。

人生で1度も骨折をしたことのない私にとってその診断はなかなかショックでした。しかし、このまま症状を知らないまま細くなってしまった足のままスポーツを続けていたら、また違った大怪我をしていたかもしれない。

そう考えると、先輩の言ってくれた「昔ではなく、今の症状を知り、今の症状に見合った処置をするべき」という言葉をしみじみと感じることができました。これからも、自分の膝の痛みとはうまく付き合いながら大好きなスポーツを続けていくつもりです。