関節なめらか研究所

【まさかの事態】膝の痛みの原因は足裏にあった

関節をポキポキ鳴らすのがクセになっていた。

10代の頃から、階段を登る時には膝がポキポキと音を立てていました。普段から指や手首などを鳴らすクラッキングのクセがあり、鳴らそうと思えばほぼ全身の関節で音が出せていたので、あまり気にしていなかったのですが、30代を目前に控えた頃から、少し膝の様子が変わってきました。

平地を歩いているだけでも膝が鳴るようになり、階段を登ろうとすると、1段目で膝に引っ掛かりを感じてしまい、上手く階段を登れなくなってしまいました。
一度膝を伸ばして、ゴキっと音を出してしまえば、後は普通に登れるのですが。

いつもと違う痛みが出てきた。

関節が鳴るというのは、今なら良い事ではないと分かるのですが、クラッキングの習慣があった当時は音が出るのが普通だったので、そのまま放置してしまったんですよね。膝に引っ掛かりを感じるようになってから5年、いつものように膝を一度伸ばしてから階段を登ろうとしたのですが、まるで電気を流されたかのような痛みが走り、軽い痺れを感じてしまい、体重を掛けると膝が崩れそうな状態になってしまいました。

暫く安静にしていると治まるのですが、さすがにこれはおかしいのではないかと思い、勤務先の近くにあった整骨院で見てもらいました。結果は変形性膝関節症で、このまま放置すると半月板や靭帯を傷めてしまったり、膝に水が溜まってしまう恐れがあるので、早めに対策を行うべきだと指導されました。

変形性膝関節症の原因はXO脚にあった。

変形性膝関節症になってしまった原因はXO脚にあり、XO脚になってしまった原因は、外反母趾にあったようです。女性の場合は太ももの筋肉が弱いので、XO脚から変形性膝関節症になりやすいとも言われました。
成長期にヒールのある靴を履いていた事、デスクワーク中心の会社員なので筋肉量が少ない事で、かなり酷い外反母趾になっていて、土踏まずのアーチも崩れ、太ももの筋力の弱さから関節が捩じれてXO脚になり、膝に掛かる圧力が均一でなくなっている為、膝の一部に負担が掛かり過ぎてしまっているという事でした。

膝の負担を減らす為には、XO脚の改善と、その原因となる外反母趾を改善しないといけません。足に優しいデザインの靴を履き、土踏まずをサポートするインソールを使い、外反母趾の改善効果があるという、足裏ひっくり返し体操というものを始めました。左ひざの上に右足のくるぶしを乗せ、土踏まずが天井を向くように足首をひねって戻すという体操です。

XO脚改善の運動をするようになって足がまっすぐになってきた。

同時にXO脚改善のために、膝を揃えて行うスロースクワットも始めました。両足を閉じて揃えた状態で膝も付け、お尻を突き出すようにしながら腰を落とし、太ももの筋肉を鍛える事で、XO脚が改善されるというものです。

履物の見直し、足裏ひっくり返し体操、脚を揃えて行うスロースクワットを行うようになってから、半月程で階段の上り始めに一度膝を伸ばす必要がなくなり、1ヶ月が経つ頃にはクラック音も滅多に鳴らなくなり、階段の昇り降りで膝が痛む事は無くなりました。XO脚もほぼまっすぐな脚になりましたし、外反母趾は多少残ってはいますが、ちゃんと土踏まずも出来ましたよ。

35歳の時に診断された変形性膝関節症ですが、外反母趾とXO脚を矯正することで症状は軽減し、41歳になった今は、30代の頃よりも元気に歩けています。