関節なめらか研究所

【まさかの!?】膝関節症

精力的に活動していた20代後半のこと

アウトドア派だった私は、比較的に時間に余裕があれば、ダンスや、クライミング、キャンプなどデスクワークより野外活動にもっぱら勤しんでいた20代の頃の体験です。特に20代後半にかけてウエイトリフティングを本格的に始めた頃に、変形性膝関節症にとても悩まされました。
その症状は、ちょうど右膝の皿の部分が赤く腫れあがり、熱を持つ症状です。屈伸時や、立ち上がる瞬間時、中腰の姿勢を維持する時などに激痛が断続的にはしります。今となってはっきりわかったことですが、その原因は、歪んだ姿勢のままアンバランスな体重移動や高重量な負荷トレーニングを何年も続けた結果起こりました。
ウエイトレーニンングを始める前には痛みは全くありませんでしたが、それを始めた途端にみるみる悪化していきました。

症状が徐々にひどくなり歩行困難に!

症状が軽度の頃は少々歩行時にズキズキする程度でしたが、それが徐々にひどくなり歩行困難になり、居ても立っても居られなくなりました。同時にその痛みをカバーするために身体の別の箇所に余計な力が入るようになり、結果的にバランスが崩れあちこちに弊害が出始めました。膝痛に加え、腰痛、そして手足のしびれです。
身体的な疲労や痛みのみに関わらず、精神的にも集中力を欠き、思考能力も落ちて注意散漫になり、総体的な能力とともに生活の質が格段に落ちました。身体感覚のバランスや姿勢が如何に大切かを身を持って痛感しました。

そもそも各痛みの原因はなんだったのか、その因果関係を辿っていくと、姿勢の歪みやアンバランスな筋力のせいだとわかりました。自分を等身大の鏡に映し見ると片側に下がっておりはっきり姿勢の歪みが見て取れました。一番ひどい時の症状では、手足のしびれや心臓部分に突発的にやってくる圧迫感です。
整形外科やカイロプラクティックで診察を受けましたが、これといった決定的な対処法は得られず、独学でのリハビリを決心しました。

試行錯誤の日々

本や、他人の様々な意見を参考し毎日数時間の母趾球ウォーキング、ヨガ、ぶら下がり、ストレッチ、自重トレなどを徹底的に始めました。それから約4年、膝、腰、しびれはほぼ治まり完治しました。
その過程で学んだことは、身体的、物理的な要因が人間の全身の機能と精神や健康に密接に関わっているこということです。人の身体は頭のてっぺんから足のつま先まで電気信号によるシームレスな神経集合体で、それまで頭に漠然としていたことが実感をもってわかりました。逆に言えば、一部分に何か不調をきたせばそれが元で全身あちこちに支障がでるのです。