関節なめらか研究所

指や首の関節をポキポキ鳴らすのって良くない事なの?

指の関節や、首の関節をポキポキと鳴らす人ってよくいますよね。マッサージでもたまに音を鳴らすのを売りにしていたりするものもありますよね。
なめらか所長も、ついクセで指や首をポキポキ鳴らしてしまいます。
ポキポキ鳴らすと、気持ちよくなったような気がして、ポキポキ鳴らしたくなってしまいます。
そんなポキポキ音自体は、悪いことではないようですが、鳴らすときの動作には注意が必要です。

ポキポキ音はなぜするのか?


現在の研究では、関節を曲げたりしたときに、関節内にある滑液(かつえき)と呼ばれる関節の液に圧力が加わり気泡が生じるために起こるという説が有力です。
気泡が生じるときに発生した衝撃波が周囲の骨や靭帯や皮膚などを伝わって「ポキッ」というような音に聞こえるということです。
そして、気泡はしばらく残り徐々に吸収されてなくなります。まだ気泡があるうちは、再度曲げても圧力が分散されてしまうために音は鳴りません。ですから、一度関節を鳴らすとしばらく鳴らなくなるようです。

音を鳴らすとなぜ気持ちよく感じるのか?

これは硬くなった関節をほぐすストレッチになるからだと考えられています。音が鳴るまで関節を曲げることによって、周りの筋肉や筋なども動かされるために、ストレッチ運動のような効果があると考えられています。
気泡が出来るときの衝撃で、疲労物質が拡散するために気持ちよく感じるという説もあります。

音を鳴らすとよくないのか?

音が鳴ること自体には悪いことではないようです。
しかし、通常の動作では鳴らないので、どうしても通常より角度を無理に曲げたりして鳴らしたりしてしまいがちです。
鳴らすことに気持ちよさを求めて関節に無理な力を加えるのは、関節内部を傷つける恐れがあるので注意が必要です。
特に、首には脊髄などの重要な神経が通っているので、その神経などを痛める恐れがあるので、首の関節を無理に鳴らすのはやめましょう。
なめらか所長も首を無理に鳴らした後に、首が痛くなって1週間ぐらいずっと痛みが続いたことがありました。これは、無理に曲げたことにより首の神経に影響していたのではないかと思います。かなり危険な行為でした。
調べたところによると、首の関節を鳴らすのがクセになっていた人が脊髄を痛めて半身不随になってしまったケースもあるようです。

通常生活で、音が鳴ってしまう分には問題がないですが、関節を無理に曲げて鳴らすのは避けたほうがよいと思います。

音を鳴らすと関節が太くなる?

上でもあげたように、無理に曲げたりしたときに関節が傷ついてしまい、身体の自己修復機能によって軟骨などが太くなり、関節自体も太くなることがあるようです。このあたりは個人差もあり、そのまま関節の修復が進むと自然に通常の状態に戻っていくようです。
治る前に、また無理に曲げたりして関節が再び損傷しての繰り返しで、関節が太くなるということが原因のようですね。