関節なめらか研究所

槍投げの練習でひじの関節痛に

陸上で槍投げをしていましたが、肘にとてつもない負担がかかっていました。

35歳、男性、自営業です。高校と大学時代に陸上競技の槍投げをしていました。槍投げも陸上競技であるため、ランニングなどの準備運動や、ストレッチなどの柔軟体操を入念にしてから、槍を投げる練習をします。
ところが、重たい槍を何本も投げるので、やはりひじに負担がかかってしまいます。当時の陸上部には、専門のコーチやトレーナーもいませんでした。そのため、練習に励んでも、体のケアが十分にできないのが悩みの種でした。

負担がかかっているのに、全力で投げ続けていたので、慢性的な関節痛になってしまいました。

体のケアが十分にできないのに、槍を全力で投げていたため、ついにはひじに慢性的な関節痛を抱えるようになってしまいました。槍投げをしていると、ひじの関節痛に悩む選手も少なくありません。
槍を投げる練習を繰り返していると、どうしても、ひじに負担がかかってきます。ただ、そうかといって、練習をしなければ記録を伸ばすことはできません。関節痛を我慢しながら、槍投げの練習を続けているうちに、ひじがずきずきと痛むようになってきたのです。
しばらくは、ひじに湿布をはって、様子を見ることにしました。ところが、関節痛は簡単に消えるわけはありません。練習中だけでなく、日常生活でも、ひじの痛みが気になるようになってきました。ひじの関節痛がひどいときには、鎮痛剤も使いました。
それでも、薬で関節痛をごまかしたところで、根本的に直るわけではありません。そのため、スポーツ治療で知られた鍼灸院に診察に通うことにしました。針治療ははじめての経験であり、ひじに針をさすのは勇気がいる経験でした。

針治療で少しずつジワジワ効いてくる様に感じました。

針治療では、最初のうちは、患部に鈍く響くような痛みがあります。それでも、しだいに針治療のそうした痛みにも慣れてきました。針治療は即効性はありませんが、じわじわ効いてくるように思えました。
針は鍼灸院で患部に刺してもらだけでなく、小さい針を治療後も刺しておく「置き針」という治療法もあります。このメリットは、針灸院に診察に通わなくても、日常生活を送っている間にも、治療効果があることです。

置き針の効果で、肘の関節痛も消えて楽になってきました。

この置き針の効果だったのか、しだいにひじの関節痛も消えていきました。ひじが痛むうちは槍投げの練習も十分にできませんでした。そのため、筋力トレーニングで体作りをしたり、ひじ周辺の筋肉を鍛えるなどして、けがをしにくい体作りに励むことにしました。
その効果もあったのか、ひじの関節痛がなくなった後も、ひじの関節痛が再発しにくくなったように思えます。針治療に通うことで、じわじわと治療効果が現れ、このひじの関節痛を克服できたことで、槍投げの記録を伸ばすことができました。