関節なめらか研究所

ランニングでの膝の痛みと対処法

プロボクサーなので、試合に向けてハードなトレーニングは欠かせません。

私の職業はプロボクサー、21歳(男)です。私はボクシングの試合に向けスタミナ強化のトレーニングとしてランニングに取り組みます。1km3分弱のペースで10km以上のランニング、坂道ダッシュ、階段ダッシュなどの過酷なメニューをこなすこともあります。このメニューを消化してスタミナアップを図るのですが、私はデビュー当時、ランニングによる右膝の痛みに悩まされてきました。
痛み始めた頃は、ランニングによって体が温まってくると徐々に痛みも消えてくるというものでした。そんな状態だったので気にせずにランニングを続けていたのですが、時間が経つとともに痛みが増してきます。

ランニング中に、走れなくなるほどの激痛を感じました。

とうとう走れないほど痛くなってきたので、ランニングを休むことにしました。整形外科を受診して、レントゲンやMRIを撮ってみても明確な治療方法や怪我の名前などは教えてもらえず、「とりあえず休んでみれば?」と言われ湿布だけを渡されました。
試合が近いのに右膝の痛みのせいでろくに練習もランニングもできず、とても不安な気持ちになったのを覚えています。しばらく休んでみても良くならないので、ネットで膝の専門医のいる整形外科を調べ、受診しました。その整形外科の医師はとても丁寧な診察をしてくださり、原因から対処法まで細かく説明してくれました。
「ランナー膝」と呼ばれるもので、硬い路面を走ることやクッション性の少ないシューズで走ること、休養不足、柔軟性不足、ウォーミングアップ不足等からくるものだということがわかりました。そのうち私に考えられるものは柔軟性とウォーミングの不足でした。
また、私の場合は痛みを感じてからランニングを中止するのが遅く、それも痛みを長引かせている原因でした。その日から下半身の筋肉と腰の筋肉と股関節のストレッチを入念に行いました。すると、すぐに痛みが消え、ランニングを再開できるようになりました。

下半身の筋トレ、股関節のストレッチを重点的に行い、痛みがなくなりました。

現在は、痛みもすっかり消え問題なくランニングができるようになり、過酷なメニューもこなせるようにになりました。この状態を保つためには体のケアがとても重要なんだと感じています。
ランニング前のウォーミングアップは体を温め、スムーズに無理なく動けるようにするために重要です。冬場の気温の低い時には怪我の確率も高まります。そのため、いつも以上にウォーミングアップを入念に行い、体を温めています。
また、ランニング直後は膝などをアイシングしています。ランニング直後は、下半身の筋肉や膝などに少し炎症が起きている状態です。その炎症を抑え、翌日も万全のコンディションで臨むために欠かせません。
お風呂上りにはストレッチを入念に行っています。柔軟性のある体を維持し続けることで、怪我のリスクを防いでいます。