関節なめらか研究所

N-アセチルグルコサミンと、普通のグルコサミンとの違いは?

市販の多くのグルコサミンは、定カニやエビの殻などを処理したキチン分解物が原料です。なかにはトウモロコシなどの、植物由来の原料を使ったものもあります。
最も多いカニやエビが原料のグルコサミンは原料が同じでも、その後の加工方法によって「グルコサミン塩酸塩」「N-アセチルグルコサミン」の二種類にわかれます。同じグルコサミンでも、二種類のグルコサミンはそれぞれに特徴があります。
そんなグルコサミンの種類について調べてみました。

グルコサミン塩酸塩

グルコサミン塩酸塩」は、カニやエビの殻を「塩酸」にて一気に分解して作るため、一度に大量に作り出すことが出来ます。
定安定した品質で大量生産できるので、多くのサプリメントメーカーで原料として使用されています。
しかし、体内には存在しない物質であり、味も苦味があるため、カプセルや錠剤に加工して使用されます。

N-アセチルグルコサミン

N-アセチルグルコサミン」は、定カニやエビの殻を酵素の力でゆっくり分解して作り出します。昔は大量生産が難しいとされてきましたが、サプリメントメーカーのUMIウェルネスの親会社である焼津水産化学工業が世界で初めて製品化に成功しました。
特許技術の製法にて、ゆっくり丁寧に天然のまま抽出された「N-アセチルグルコサミン」は、人間の身体にあるものと同じ天然型です。
味はほんのりとさわやかな甘みがあります。

N-アセチルグルコサミンの身につく力(体内利用率)は、グルコサミン塩酸塩に比べて約3倍の効率があるといわれています。
ヒアルロン酸と比べても、同じく約3倍といわれています。
同じグルコサミンでも、なぜこれほどまでに吸収効率が違ってくるのでしょうか?
それは、N-アセチルグルコサミン体内に存在するものと同じ天然型だということに関係します。

一般的なグルコサミンは、体内に入った後、体内組織で利用できる様にN-アセチルグルコサミンに変換され吸収・利用されます。
それに比べ、N-アセチルグルコサミンは、摂取したままの状態ですぐに吸収・利用されるのが特徴です。
ヒアルロン酸も、分子が大きいため、一般的なグルコサミンと同じくN-アセチルグルコサミンに分解されてから吸収・利用されます。