関節なめらか研究所

バドミントンってば意外とハードで、肘を壊しちゃったってばよ

部活でやっていたバドミントンで、めちゃくちゃ速いスマッシュを打つことが出来ました。

僕が10代前半のころ、というか中学生の時の話です。当時バドミントン部に所属していました。あまり細かい技術には長けていなかった僕ではありますが、自慢できる強烈な武器が一つだけありました。

スマッシュです。やたら速いスマッシュを打つことができたのです。もちろん僕自身が自分の打ったスマッシュを受けることはできませんので、どれだけ速いのかは知りません。スピードガンもありませんし。(オリンピックに出るような男子のトップ選手のスマッシュは300km/h出るそうです)

周りの反応がそうだと僕に確信させるのです。僕のスマッシュについて皆が畏怖の念を抱いて語っているのですから間違いありません。と、ここまでは自慢話です。

速いスマッシュを打てるのは、小学校でやっていた野球のトレーニングのおかげです。ボールを投げるのもラケットを振るのも、使う筋肉は同じなんです。

さて、僕の当時の体格ですが、一言で言うなればモヤシです。中学2年生春の健康診断では身長168cmに対して体重は48kgでした。女性モデルみたいな数字です。ちなみに3年生時の測定結果は忘れました。

このヒョロッ子のどこにそんな速いスマッシュを打つパワーがあるのでしょうか。おそらく小学生時分からのトレーニングの賜物です。少年野球チームに所属していましたから。野球のボールを投げるのもバドミントンのラケットを振るのも使う筋肉はほとんど同じです。

その分、速いスマッシュを打つための優位性が僕にあったと思います。しかしそれだけでは説明がつきません。他にも野球経験があるバドミントン部員はいるのです。

一体、何が僕のスマッシュを生んでいたのか。今、改めて考えてみると「見境のなさ」でしょうか。思い起こすと他の部員はスマッシュを打つときにどこかセーブしているようでした。

スマッシュを打つ時は、常にフルパワー全開でした。そんな全身全霊を込めたスマッシュで犠牲をはらうとは思いませんでした。

フルパワーで打っているようにはとても見えません。遠慮している感じです。僕はフルパワーでした。体全体を使って全身全霊を込めて打ち込むのです。ある犠牲を払いながら。犠牲を受けたのはそう、肘です。僕は右利きなので右肘になります。

確か僕のスマッシュが開花したのは2年生の夏以降です。肘が痛むようになったのは、いつごろでしょうか。忘れましたが3年の春には症状が出ていたはずです。どんな痛みかというと、簡単に言えば「激痛」です。

超痛かった。スマッシュを打ちます。痛いです。その場にへたり込みます。右肘は痙攣を起こしていました。バドミントンのラケットの重量は100g程しかありません。赤ん坊でも持ち上げられるくらいに軽いものです。そのラケットを持ち上げることができなくなります。そもそもグリップを握れません。

ラケットを持てないほどの激痛もガマンしながら、また全身全霊のスマッシュを打っていました。まさにリアルガチなテニスの王子様 状態でした。

それでも少し痛みが引いたところでゲームに復帰します。今となっては不思議ですが、そんな状態でもまたスマッシュを打つことができます。もちろんいくらか威力は落ちていたでしょう。

それでもフルスイングすることは出来るのです。そんなんで打つなよって感じですが、多分、ガラスの貴公子気取りだったのだと思います。さて治療について話しておきましょう。どのように改善に努めたのか。

なんと・・・何もしていません。痛いまんま、ほっぽらかしです。3年生の夏に引退するまで打つ、痛い、打つ、痛い・・・をひたすらに繰り返していました。アホですね。

そういえばバドミントン部の顧問はどう考えていたのでしょう。僕が肘の痛みに悶絶している姿は見ていたはずですが、声をかけられた記憶がありません。職務怠慢ですね。